案外たくさんいるような気がしますけど、日本人に左利きはとても少なく、たった10%程度しかいないらしいです。
だからなのか、 日本は何でもかんでも右利きの人に使いやすいようになっているような気がしています。
少数派の左利きにとっては、 普段の生活においても何かと不便に感じてしまうことも多いわけです。
右利きの人には衝撃的な、左利きの苦労「あるある」を集めてみました。
私と同じ左利きの方々には、共感頂けるのではないでしょうか？？
１．そもそも、なぜ右利きが多いの？
人間は、 動物に比べると、右利きの方が圧倒的に多いようです。
引用 : NHK | 日本放送協会
人間に右利きが多いと考えられている理由として、 色々な説がありますが、人間は言葉を使うので、言語中枢がある左脳がよく働くようになっているそうです。
なので、左脳をつかさどる右手(右半身)がよく発達すると考えられているようです。
右利きの人には、ちょっと不思議な左利き。
でも、日常生活で苦労することが意外と多いんですよね。
そんな左利きの大変さを紹介したいと思います。
２．自動販売機
一般的な自動販売機は、 お金を入れる場所もお釣りを取り出すところも右側にあります。
左手で小銭を入れて、お釣り取るのが、意外と面倒なんですよね(笑)
３．横書き
左利きの人がノートに横書きの文章を書くと、書いた文字の上に手が触れるので、あっという間に真っ黒になります。
小学生の頃、ノートがめっちゃ汚れるのが嫌で手の下にティッシュ敷いてました(笑)
４．マウス
パソコンのマウスは通常右側。
左利きは非常に使いにくいです。
前職でIT業界にいたので、マウスは右手で使えるように矯正しました。
５．握手
握手するときも、通常はみんな右手を出しますね。
左利きの人の場合、あえて右手を出さないと、九割方握手できません。
海外で仕事する際、相手から握手を求めてくる時も基本的に右手を出してきます。
６．急須
急須は、完全に右利き用の道具だと思ってます。
特に熱いお茶を扱うので、利き手じゃない右手の繊細さが求められますね(笑)
７．映画館
映画館のドリンクホルダーは、左右にありますが、右利きが多いので、左側に置いてしまうと、意外と迷惑です。
間違えて無意識に隣の人のドリンクを飲んでしまわないように気を付ける必要があります。
ましてや、隣が知らない人の場合、さらに気を付けないとトラブルの原因になりますよね。
８．カウンター席
レストランやバーのカウンター席で、隣の人に肘が当たってしまう。
それがキッカケで仲良くなれちゃったりするかもしれないけど、そのシチュエーションで私は一度も女性とお近付きになれたことはありません。
９．はさみ
これはド定番ですね。
右利き用のハサミは左利きの人には使いにくいです。
最近はどちらの利き手にも対応できるものがあります。
１０．習字
習字の「とめ」と「はらい」は、実は右利きしかできないんです。
私が出来なかっただけで、センスがある方だと出来るのかもしれないけど、すごく難しいと思います。
１１．ボーリングの球
ボーリングの玉は基本、右利き用に作られていて、左手で使おうとすると、中指と薬指の穴の太さが合わない。
私は、オーダーメイドで左利き用のボール作りましたが、今はどこにあるのかすらわかりません(笑)
１２．おたま
台所のおたま、注ぎ口が左側についているものは、左手では非常に使いづらいです。
子供の頃に家族で左利きが私のみだったので、おたまがとにかく使いにくかったですね。
１３．デンモク
カラオケのデンモクみたいなやつでペンが紐でつながれているやつです。
左利きだと紐が短くてペンが届かないことも多くて、ペンを右手で使わないといけないことがちらほら。
１４．缶切り
缶切りも基本的に右利き用のものです。
左利きの人が右手に持ち替えて使おうとすると力が入らなくて使いづらい。
手を切らないように気を付けましょう。
１５．ゴルフの打ちっ放しやバッティングセンター
左利き用の場所はいつも混んでます。
基本的に席数が少ないので、早い者勝ちです。
１６．コンビニのATM
テンキーが右側にあり、しかも仕切られているので左利きには非常に使いにくいです。
以上、ざっくりと私が思う左利きの不便な点「あるある」を簡単に書き出してみました。
こんなにあるんだーって、感じしませんか？？
左利きの苦労が日常ではたくさんあります。
右利きの人にはわからないところで、意外と大変なんですよね。
ただ最近は、文房具業界で左利き用も増えてきてるんだそうです。
少しずつ、左利きにもやさしい社会になるといいなぁ、とか思ってしまいます(笑)
