世の中には、物が増え過ぎていて、意外といらないモノが多くなっています。
「今のままでいらないモノなんてないよ」と思っている方もいるかもしれませんが、案外いらないモノがある可能性が高いです。
実際ないと不安ということもあるかもしれませんが、一度手放してみると、「意外といらなかったんだな~」と思うものもあるでしょう。
私が思う、「案外無くても困らないな」というモノをまとめてみました。
皆さんが片付けする時、必要か不要かの判断をする手助けになれば良いと思います。
洋服

普段、着るもの以外に着ていないものがあるはずです。
良いと思ったけど、いざ着ようとすると勇気がいるほか、他の服と合わない、年齢相応の服でなくなった、痩せたり太ったりなどで着るのをためらう服もあるでしょう。
どうせ着ていないのであれば、あってもなくても同じです。
普段、着る服とそうでない服を分け、着る服だけ残すとスッキリするかもしれません。
私の体験だと2シーズン(2年)着なかった洋服は、翌年(3シーズン目)も着ませんね。
収納家具

収納家具は、一見部屋をスッキリできる道具だと思い、ついつい購入してしまいがちです。
オシャレな収納家具もあるため、買いたくなることも多いと思います。
しかし、収納家具がないとスッキリならないほどの部屋であれば、意外といらないモノが多い可能性が高いと思います。
意外にも収納家具から何度も取り出すようなことがあるのであれば、収納家具はほとんどいりません。
むしろ、色々なところに収納されているのであれば、取り出したり、しまいづらかったりするので使わなくなることが多い傾向にあります。
「モノが多くなれば収納家具を増やせば良い」という考えは、いらないものを奥にしまっている可能性があるので、今一度収納しているものを確認してみると良いでしょう。
奥の方に数年使っていないモノがあれば、それは処分してしまっても困らないのではないでしょうか。
大きな家具

大きな家具は、大は小をかねると言いますが、大きくて使いこなせていない場合もあります。
大きな家具の上が何かモノを置く場所になっている可能性もありますし、モノが置いてあると掃除も面倒です。
部屋の大きさからいって、大きい家具だなと目立つモノは、実はその大きさでなくても良い可能性があります。
大きい家具を置くことにより部屋が狭くなり快適性が失われると、気分が落ち込みやすくなることから大きな家具の必要性も見出せず、意外と使わないモノになっているかもしれません。
再度、本当に家具の目的を果たしているのか、他のモノを置く場所になっていたりと違う役割をしているのであれば、その家具はもう不要なのではないでしょうか。
キッチン用品

キッチン用品は、今では100円ショップに行けば全て揃うとも言えるほどで、様々なものがあります。
小さなキッチン用品も多く、便利なモノもたくさんあります。
また、単身者向け賃貸住宅によくあるのですが、キッチン自体もミニキッチン仕様になっていることもあり、モノを置くスペースもセンスを問われることが多くなってきています。
料理によって使うものと使わないものがあったり、食器棚などの奥底にあると取りにくいので使いづらいと感じることも多いのではないでしょうか??
奥底に眠っているような全く使っていないモノが多くなっているのであれば、それはなくても困らないものだと言えるのはではないでしょうか。
また、家族構成にもよると思いますが、貰い物のお皿などが多い場合、基本的に皿は似たような皿を何十皿と必要ありません。
必要最低限のお皿だけあれば、全く生活に困らないのではないでしょうか。
家電

家電もさまざまなものがあります。
最近、電気屋を見ると家電の種類の多さにビックリさせられますね。
便利なモノもありますが、基本的には洗濯機や食器洗い機、炊飯器、パン調理器、電気調理器など以外はなくてもそこまで困りません。
もちろん、洗濯機がなくてもコインランドリーに行けば解決できますし、食器洗い機(食洗器)も自分で洗ってしまえば入りません。
このように家庭によって、どの家電が必要なものかどうかが変わってきます。
しかし、例えば、ホットプレートで焼き肉も出来、たこ焼きもできるのに、さらに別にたこ焼き器が単独である場合は無駄ですよね。
また、極論になりますが、テレビも見ないのであればスマホで見れたり、ネットで情報の取得もできるわけで、別に大きな画面で見たいということでなければテレビもいらないわけです。
家電の取捨は、自分自身の生活スタイルに直結しているので、何が必要で何か不要であるかなど、購入前に整理しておくことが望ましいのではないでしょうか。
ポイントカード

最近、ポイ活をしている人が増えていますが、スーパーやコンビニなど、お店独自のポイントカードを作ることで、お客さんのデータを集めたり、集客するのに役立てているお店が多くなっています。
少し前からよく聞く、買い物後にもらうレシートを写真に撮って提出することにより、ポイントを貰えたりするのもありますよね。
いつも同じお店しか行かないのであれば、ポイントカードも1枚で良いですし、困らないかもしれません。
しかし、色々なお店で買い物する場合、そのお店ごとにポイントカードがあると、ポイントカードを作らないと、毎回ポイントカードの提示を断らなければいけなくなることもあり、損をしている気分になるかもしれません。
ところが、お店ごとにポイントカードを作っていると、ポイントカードやポイントアプリばかりが増えてしまい、管理が面倒になります。
極度にポイント疲れをするのであれば、少しくらい金額が違くても1店舗で商品を購入するという妥協をしても良いでしょうし、何枚もポイントカードは入りません。
意外にも1枚にポイントカードを集約してしまった方が、ポイントもたまりやすく、ポイント還元により、お得になる場合だってありえます。
お店に来させようとしている戦略(無駄遣いもしてしまう)だと思えば、ポイントカードはいらないと思えるようになるかもしれませんね。
クレジットカード

クレジットカードもポイントカードと同じように複数所持し、ポイントをいろいろためたいと思うかもしれません。
しかし、クレジットカードもほとんどがVISAやマスターカードが使えますので、そこまで種類がなくても不自由しません。
逆にクレジットカードが複数あるとポイントもたまりづらくなりますし、金融的な信用度(与信)も下がりやすいです。
ローンを組んだりするときにクレジットカードをたくさん持っていると審査が通りにくくなる時もあるという話を聞いたことありませんか??
また、クレジットカードには年会費が発生するものもたくさんあります。
全然利用していないクレジットカードを保持するために年会費を払い続けるのももったいないと思います。
まとめ
意外といらないものというのはすぐに思いつかなくても、案外モノに埋まっていたり、どこかの奥底にあるモノがいらないモノである可能性が高いです。
良く家を見渡してみると、いらないものがたくさんあるかもしれませんし、実際に手放してみた後にいらないとわかるものもあります。
情報も溢れかえっていますが、モノも知らないうちに溢れかえっている可能性が高いです。
最初は勇気がいるかもしれませんが、この方式に慣れると違和感がなく、不要なモノを処分出来るようになるかもしれません。
いきなり捨てることに抵抗がある場合、費用は発生してしまうかもしれませんが、洋服はクリーニング屋、その他のモノはレンタル倉庫に保管して様子をみるのも良いかもしれませんね。


