私も受験で中学・高校・大学、入社試験、入社後は資格取得と常に勉強させられているわけですが、子供も同じで学校の宿題やテスト、これからは受験も控えています。
さすがに夏休みの宿題程度ならお手伝い出来ますが、受験勉強は教えることが出来ないので、塾に通わせています。
ただ、人生の先輩として、勉強の中身は教えられないけど、勉強方法というのは伝授出来るだろうと思い、先日、自分の経験を思い返していたところであります。
私が今でも資格取得に向け、勉強するときに心がけていることを簡単にまとめてみましたので、何かのお役に立てば良いなと思っています。
計画を立てる
ただ無闇に勉強しても効率が悪いだけです。
何をどのくらい勉強すれば良いのか試験日から逆算して勉強の計画を立てましょう。
まず、大まかに勉強量とともに計画をたて、1週間や1日単位で計画を立てていきます。
出題範囲・科目、配点などを把握し、苦手な分野は多めに時間をとるなど対策が必要です
また、合格のためには難しい問題や出題されていない分野を省く必要もあります。
きっちりと計画を立て過ぎると、逆にしっかりと勉強できない場合もあります。
例えば何か用事で勉強ができなくなる日もあるため、余裕を持った日程を計画に組みましょう。
計画通りに勉強できない場合、勉強方法や日程を変える必要があります。
計画に問題なく、何か用事ができて勉強ができない場合は、その分をどこか勉強できる時間帯で勉強する必要もあります。
先ずは、無理のない計画を立てましょう。
テキストの使い方
人間、覚えるとしても何度も繰り返さなければ、覚えることはほぼ不可能です。
1回で覚えようするのは、1回で覚えるような能力がなければ、まず不可能です。
テキストを丁寧に読んで言っても良いですが、最初の頃は覚えても忘れやすいので、サラッと読むことを繰り返して、少しずつ覚えられていない箇所を重点的に覚えるほうが効率的です。
最低でも2回や3回ほど、繰り返せばわかることも増えていきます。
それが例え少なくても、個人差もあるため、ある日覚えていることが急に増えることもあります。
諦めず、そして、面倒くさがらずに何度も繰り返しましょう。
そして、覚えていったことを忘れないように全体的に確認する時間を1週間に一回など定期的に復習することで覚え忘れを防ぐことができます。
また、テキストだけでは覚えられない人は、動画や音声ツールを使って覚えることもおすすめです。
非常にシンプルではありますが、覚え方を変えるだけで、覚え易くなることもあります。
例えば、読書が得意な人は、テキストだけで勉強しても良いかもしれませんが、動画や音声のほうが自然と内容が入るという人は、そちらがおすすめです。
最近では、スマホで動画や音声での学習ツールもあるため、有効に活用すると良いでしょう。
現在は、テキストもあれば、ネットも普及しており、動画や記事も簡単に見つけることができる時代です。
自分に合ったスタイルを見つけることも大事ですね。
問題集の使い方
テキストだけの勉強では身につかないため、問題集も並行して行います。
テキストだけの勉強をみっちり終えた後に問題集というわけではなく、最初だけテキストを繰り返し勉強して、だんだん慣れてきたら問題集も並行して解いていく形がお勧めです。
テキストを読んで理解したつもりになったのと、実際に問題を解いて、自分で考えて正解するのとは違います。
こちらもテキスト同様の勉強方法で繰り返し、満遍なく復習もしていきます。
解けない問題は解説を読んで、どこが間違っているのかを確かめていきます。
また、問題集をあまりスラスラと解けない間は、1つの問題集に絞って徹底的に勉強します。
いくつも問題集を並行してやると、それだけ時間がかかってしまいます。
まずは、1つの問題集を完全に解けるようにしてから、他の問題集に手をつけたほうが、多くの問題を解いているのに何故か問題が解けないということが少なくなります。
テキストを完璧に理解してから問題集に手をつけるのではなく、ある程度の段階で1つの問題集を何度も繰り返して解いていく。
そして、テキストをまた読み、理解を深めていく。
そうすることにより、理解力がどんどん深まっていきます。
また、問題集は、たくさんに手を出すのではなく、まずは1つの問題集を完璧に解けるように何度も繰り返すことが大事です。
自分が実践する、その他のコツ
ここからは、私が経験から感じたコツを書き出していきたいと思います。
食事をする前に勉強する
食事をしてから勉強すると、経験している方も多いと思いますが、眠くなったり、なんだかやる気が出なかったりするでしょう。
もちろん、食事はしっかり取らなければいけませんが、できればお腹が空いている時の方が勉強にパワーを使うことができます。
食後に勉強をしようとすると、消化するためにパワーを使うため、脳もあまりうまく働かないのです。
暗記は夜寝る前に
夜寝ている時、人間の脳は寝る前の記憶を整理してくれます。
そのため、これを活かすために暗記は夜寝る前に行うと良いと言われています。
特に覚えにくい箇所を暗記するのがおすすめです。
スキマ時間を有効活用
時間が取れても、取れなくてもスキマ時間に勉強することは、勉強時間の効率化につながります。
あまりスキマ時間を切り詰めると大変ですが、10分間を1日3回勉強するだけで、30分の勉強時間を確保したことになります。
わざわざ勉強時間を2時間も確保しようとしなくても、30分間を4回勉強すれば達成できます。
重要なところだけ確認したり、アプリの問題を解いたりすることが、スキマ時間では有効です。
継続する
勉強は、継続することで効果を生み出します。
継続しておかなければ、忘れていくだけです。
せっかく勉強してわかって今は完璧だとしても、試験本番になって問題が解けなければ、意味がありません。
試験一ヶ月前に完璧に仕上げても、その後、勉強をしなければただ忘れてしまい、今までの努力は成果に結び付かなくなります。
成果なき努力です。
継続することが苦手という方は、まず1日5分でも1週間続けてみてください。
1日5分なら可能でしょう。
そうやって継続するクセをつけなければ、受験勉強や資格取得は不可能です。
勉強に集中できない時
勉強に集中できない時は、勉強をしていれば誰だってあるでしょう。
そんな時に無理に勉強してしまうと余計に意味がない勉強になります。
頭に内容が入らないのであれば、勉強は無理におすすめできません。
それでもやらなければいけない時は環境を変えてみてはどうでしょう。
少し散歩してみたり、家だけでなく、図書館やカフェをハシゴしたりして勉強すると意外と勉強が捗ることもあります。
ぜひ、実践してみてください。
ぶっちゃけ勉強は、地味だし、辛いし、勉強が大好きなって人は、ごく一部でしょう(笑)
それでも、自分が合格したいのであれば、自分が勉強するしかないです。
私なんて、高校受験も大学受験も後期試験でギリギリで受かっているし、ギリギリまで諦めなければ不思議と好転するもんです。
まずは、諦めないこと、そして継続することが大事です。
きっと大丈夫ですよ!!