最近は、何もかもが値上げしていて、腕時計もその対象になっています。
数年前と比べて、購入価格が数倍にもなっている時計もたくさんあり、なかなか手に入れにくくなってしまっているのも残念なところではあります。
さて、今回は腕時計好きの私が今後も価値が上がっていくだろうと勝手に予想しているブランドを紹介していきたいと思います。
どのブランドも人気は歴史が物語っており、ぜひ1つくらいは取得して損はない逸品だと思っております。
スマートウォッチも便利だけど、あえて機械式時計を好む私が選ぶブランド8選となっております。
ロレックス (ROLEX)
ロレックスは、ステータスでも価格上昇性でも人気があります。
それは、ロレックス投資やロレックスマラソンとメディアも騒ぎ立てるほどです。
ちなみに、ロレックスは人気モデルの場合、お1人様1点まで、購入後5年間はロレックスの人気モデルは購入できないという転売対策を施しています。
また、新型コロナの影響もあり、市場全体が価格上昇を押し上げています。
価格上昇の影響として考えられるのは、
「新型コロナによる金余りにより、ロレックス購買に流れる」、
「感染対策により生産する技術者の数が減って納期が遅れること」
によるものです。
しかし、ロレックス神話もそろそろ終わりを迎えるのではないかという意見もあります。
それでも、まだ人気が劣ることを知らないロレックスは、その技術の高さの故、長期的に見ても値崩れがしにくいのも特徴です。
そのため、型落ちのモデルでも逆にプレミアムが付くことも少なくありません。
また、新型コロナから経済が回復に向かう今、消費もコロナ前まで戻ってきていると言われており、その追い風もあるが故、さらに価格が上昇傾向です。
さらに、1点100万円前後から購入できるため、他の価格が上がる腕時計と比べても手が出しやすいブランドでもあります。
パテック・フィリップ (PATEK PHILIPPE)
ロレックスに並び資産価値があると言われている腕時計です。
世界三大腕時計と言われ、長い歴史と高い技術によるブランド性や芸術品、資産と言われるほどに価値がある時計です。
特に「ノーチラス」と「アクアノート」というモデルは、価格が落ちづらいと言われており、正規店で買えないほどのものです。
中古品でも出回らないほどのもので、ロレックス同様購入制限をしています。
また、永久修理も掲げており、資産性が落ちにくいとも言えます。
オメガ (OMEGA)
オメガはロレックスと比べると価格帯は安い方ですが、ロレックス同様に価格が高騰している腕時計です。
007でジェームズボンドが使用している腕時計としても有名で、NASAの月面着陸の際にも使用された腕時計として有名です。
宇宙でも使われている腕時計でもあり、その技術はNASAからもお墨付きです。
ジェームズボンドによるブランド定着や独自開発のコーアクシャルやマスタークロノメーターにより価格は下がりにくいと考えられます。
コーアクシャルはパーツの摩耗を抑え、耐久性能を高めており、マスタークロノメーターは、クロノメーターという時計の高性能を測る規格よりもはるかに超える規格となっています。
特に価格が高騰しているのが、「スピードマスター」と「シーマスター」になります。
チューダー (チュードル)
ロレックスの弟分として、人気な腕時計です。
ロレックスの技術やパーツを共有しており、ロレックスよりも安価のため買い求める人がいます。
売上も他のオメガやタグホイヤーと同じで上がっており、すでに人気モデルは手に入らないほどです。
オーデマ ピゲ (AUDEMARS PIGUET)
パテック・フィリップのように世界三大腕時計と言われており、1875年の創業からずっと独立している会社です。
欧州やアメリカで人気だったメーカーですが、現在ではアジアや中東も含め、世界的に人気が広がっています。
特に「ロイヤルオーク」というモデルが人気で、価格の上昇率も高いです。
現在では主流になっている「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」の根底にあるモデルなのです。
パテックフィリップと同じように永久修理も掲げており、実用性、芸術性ともに備えたブランドです。
200~500万円程度で流通しています。
ウブロ (HUBLOT)
1980年に創業した高級腕時計メーカーで、2004年にジャンクロード・ビバー氏がCEOに就任したことで人気が急上昇しています。
セラミックやシリコンなどの異質素材を使うことで、他の高級腕時計と並び、一目置かれています。
スポーツ選手やスターなどとアンバサダー契約を結び、成功者が身につける腕時計としてブランド戦略に成功しました。
また、F1やサッカーワールドカップの公式時計を勤めており、今まで腕時計に興味がなかった若年層を取り込んでいます。
特に、「ビッグバン」はウブロを代表するモデルで非常に人気があります。
まだ歴史が浅い腕時計会社のため、これからの値上がりに期待できるかもしれません。
IWC (アイダブリューシー)
創業150年以上の腕時計メーカーです。
主に、飛行士向けに作られたモデルが魅力で、なんといっても時刻が見やすいように文字やケース（文字盤）が大きく作られています。
また、IWCの代表的モデルである「ポルトギーゼ」は、ポルトガルの商人が、時計の開発を依頼したとされており、ロングセラー商品となっています。
永久修理も掲げておりますが、デザイン変更になっても特に大きな変更がないため、価格帯にそれほどプレミアムなものがないのも特徴です。
ヴァシュロン・コンスタンタン
(VACHERON CONSTANTIN)
1755年創業、パテック・フィリップなどと同様に世界三大時計ブランドです。
特に価格が高騰しているモデルが「オーヴァーシーズ」です。
2017年と2022年の相場と比べても、約200%も価格が上昇しています。
世界三大腕時計ブランドでこのような現象が起こっており、ラグジュアリースポーツウォッチが人気の証となっています。
さて、ここまでいかがだったでしょうか。
すでに価値が上がっている、または、今後価値が上がりそうな高級腕時計ブランドを書き出してきました。
これまでの歴史と人気が物語る通り、腕時計はロマンがあると思っています。
時計はスマートフォンで見るから不要とか言わずに時計屋さんに足を運んでみて下さい。
本当にカッコいいですよ(#^^#)
