最近よく聞いたり、記事で目にする「ポケカ」という言葉ご存知でしょうか。
正確には、ポケモンカードと言われています。
ここ最近、「趣味で集めてるんですよ」では済まされない状況が起きています。
それは、「ポケカ」だけでなく、トレーディングカードゲームの価格高騰です。
一体、何が起きているのか、そして今後どのようなことが起きるのだろうかを個人的に調査してみました。
ポケモンの会社自体ポケモンカードゲームだけでかなりの売り上げがあり、その売り上げの影響か、過去最高業績を更新してしまいました。
特に「リーリエ」などの美少女キャラクターの人気があります。
ちなみに現時点での市場最高額の「ポケカ」は、7億2000万円とも言われています。
ポケモンは、世界的にアニメも漫画もグッズもゲームも大人気です。
また、30年近く「ポケモン」は親しまれており、大人の人の中からも興味がある人も出てきているようです。
カードの価値が高まれば、販売価格が上がるのは当然で、転売対策は必要不可欠、テレビや新聞などのメディアでも大きく取り上げられています。
メディアでも大きく取り上げられることによって、さらに人気が加速しているといえます。
ポケモンカードの高騰の理由とは??
基本的にポケモンカードは、1パック200円弱で購入できる商品です。
(標準的にレアなカードが入っているパックは高くなっている)
その中から何万円、何十万円という価値のある「ポケカ」が出てくると、転売市場が見逃しません。
もちろん、カードを使って純粋に遊びを楽しむ人がいるものの、ますます転売市場も大きくなってしまっているというのが現状です。
当然、遊びで純粋に楽しんでいる人も勝とうと思えば思うほど、強いカードが欲しくなるものです。
そして、フリマサイトやオークション、カード販売店を利用するようになります。
転売と言っても新品をまた売るというだけでなく、3度も4度も持ち主が変わって売買されることで、どんどん価格も変わっていきます。
また、ポケモンGOのリリースや任天堂からのポケモンゲームの発売、さらにyoutuberの「はじめしゃちょー」さんや「広瀬すず」さんがCMに出ることで認知度が高まり、さらにポケモンカードの人気を後押ししています。
コロナの影響でどうなったのか??
ポケモンゲームの発売後、すぐにコロナ禍に見舞われる形で、ポケモンカードのユーザー数とポケモンカードの売り上げが上がっていったそうです。
コロナ禍では、ポケモンカードで誰かと対戦することは感染対策のため少なかった為、コレクター目的でポケモンカードを買う人の方が多かったと言われています。
しかし、コロナ禍もおさまりつつある中で、ポケモンカードを対人でプレイする人が増え、どんどん需要が増えていったようです。
実際に国内のポケモンカードゲームの大会では、参加者の数が右肩上がりで増えたそうです。
ゲームへの参入障壁が低い??
ポケモンカードでプレイするには、ポケモンについてある程度知っていれば、決して難しいゲームではありません。
今後も参入してくるプレイヤーも多くなる可能性があります。
子供の頃にポケモンが好きだった人もさらに参加する可能性だって十分にあります。
ただ、強いカード、レアなカードだけがあれば、毎ゲームプレイで勝てるというわけでもないのです。
なんなら2,000円くらいのデッキに少し足すだけでも、ゲームでほどほどに戦えるようです。
この点で勘違いしている人も少なくないため、カード高騰の要因にもなっているのではないかと考えられます。
カードの生産量はどのくらいか??
当然ですが、カードの枚数が増加すると、カードの価格が下落し、カードバブルとも言われるものにも影響します。
再販するカードがあれば価格は減少しやすく、ルールで使用できないようなカードも再販されない限り、価格が上下しやすいです。
「オリパ」とは何か??
当たり(レアなカード)も含め、ランダムにカードを複数枚入れたものを1つのパックとして売られているものを「オリパ」と言います。
実際には、支払う金額以上に価値のあるカード (= レアなカード)が当たることはない場合が多く、レアなカードを求めて、さらに転売市場を活気づけているとされています。
ちなみに転売対策として、子供にしか販売しないことや枚数制限を行っている店舗もあるようです。
しかしながら、ポケモンカードを取り扱っているお店に対する窃盗事件が増えているのも事実ではあります。
ポケモンカード投資で稼げるカードはあるのか??
レアなカードが当たれば何百万円にもなる可能性があるため、カードを多く買っても、その中から高額になるレアカードを当てることが出来れば、利益が大きいです。
また、レアなカードを長期的に保有することで、将来的に価値を高めてから売るという投資目的の方も増えています。
また、円安で買いやすいのか、海外のコレクターが「ヴィンテージカード」や「日本限定発売カード」といったレアなカードを日本から輸入しているほどです。
最近は、以前に比べて円安傾向にあるので、海外向けには高く売れてしまう可能性が高いといえるでしょう。
ここからは、仮に投資を目的とした場合、個人的に稼げる可能性があるかもと思われるポケモンカードを考察していきたいと思います。
コレクター用カード
コレクター用カードは、ポケモンカードゲームのプレイで使わない目的のものです。
コレクターが欲しがるカードのため、価格が上がりやすく、プレイカードと比べルール変更による価格下落のリスクがありません。
知名度があり人気があるカード
ポケモンというと、ピカチュウが一番知られていると思います。
そのように、古くから親しみのある知名度があって人気なポケモンのカードは高額になりやすい傾向にあるようです。
また、知名度があり、人気があるだけでなく、特別なイラストレーターを起用したSAと呼ばれるカードの方がより価値があるため、可能ならそちらの保有をおすすめします。
特に、「デュエマ」や「ウマ娘」などでも活躍している、「さいとうなおき」さんが手がけたカードは特に人気が高く、価格も高くなっています。
限定カード
通常のパックでは手に入れられないカードは、当然のごとく、手に入れにくいカードでもあります。
通常のパックでは、購入することが出来ないので、「限定」となるわけですね。
そのため、価値が高くなる傾向にあります。
エラーカード
製造時に印刷ミスになったカードも希少性があり価値があるカードとなります。
特に人気でレアなカードがエラーカードとなると、さらに価値が高まります。
女の子のカード
ポケモンの原作で登場する女の子が写ったサポートカードのSR(レア度)は、生産自体が少なく、入手が困難なため、価格が高騰しやすいと考えられています。
特に、
・リーリエ
・アセロラ
・ルチア
・マリィ
は、youtuberの「ヒカキン」さんや「ヒカル」さんが動画で紹介しており、その影響もあってか、価格が高騰しています。
さて、ここまでいかがだったでしょうか。
最近、なぜポケモンカードが高騰してしまっているのかを考察してきました。
転売目的で買い占めとかすると、子供たちが買えなくなってしまいますし、ほどほどにしましょうね。
大事なことは、趣味を楽しんで人生を豊かにすることですよね(#^^#)