普段から香水を使用している人は少なくないと思います。
たまに振り返りたくなるくらい良い香りがして、どの香水使っているんだろうかとか気になることもありますよね。
逆に電車や飲食店、道で人とすれ違った時に思わず鼻を摘まみたくなるくらい「くさっ!!( *´艸`)」ってなる時もあると思います。
香水は付ける量や付ける場所によって、プラスに働くときもあれば、マイナスになる時もあります。
ここでは、香水のベストな付け方をまとめてみました。
ちゃんと汗は拭き取る
まず、香水を付ける時の注意点です。
汗をかいたり、汗をかいてそのままにした肌に香水をつけると、汗の成分に混ざって匂いが変わってしまうことがあるので、気を付けましょう。
汗をかいて、その後に香水をつけるのであれば、しっかりと汗を拭き取りましょう。
対策としては、シャワーを浴びるか、汗ふきシートで汗を除去しましょう。
できれば、汗拭きシートは、無香料のもので汗を除去した方が良いですね。
汗拭きシートと香水の匂いが混ざって、マイナスになってしまうかもしれません。
香水をつけすぎない
当たり前のことですが、香水をつけすぎると、香りがきつすぎてしまいます。
特に愛用していたり、自分が好きな香水は、思わずつけすぎる可能性があります。
最近は、香水の質が良くなってきているため、1プッシュでも十分な香りを体感できます。
また、1回あたりの噴出量も多くなっているため、少しスプレーの押し具合を弱めたり、1回噴出して、その霧の中に手首などを潜らせる方法もあります。
さらに、噴霧が難しい場合は、他のアドマイザーに入れることでプッシュの調整をすることも可能です。
基本的には、オーデコロンの場合1箇所1プッシュ、2~3箇所につけるのがおすすめです。つける際は体から20~30センチ話してプッシュするようにしましょう。
ちなみに、コットンやハンカチに吹き付けてから肌につけると、ほのかに香らせることもできので、テクニックとしてご紹介しておきます。
物足りないくらいの香りが香水をつけるベストな量です。
香水をつけた後、少し時間を置いてから外出する
香水は時間と共に香りが変化するようになっています。
時間と共に香りの変化を楽しむのが香水の1つの楽しみ方と言っても過言ではありません。
つけたばかりの時は、少し尖った印象の香りなのに、数時間後には柔らかい印象の香りに変わっているといった感じです。
なので、その特性を活かして香水をつけることをおすすめします。
後々わかると思いますが、それぞれの時間帯の特性を活かして逆に計算して、香水をつけると自分が香らせたい香りを意志的に香らせることができます。
香水を愛用するようになれば、自分がどのタイミングの香りが好きなのかといったことにも気がつけると思いますよ。
香水の種類
香水には大きく分けると、4種類に分類されます。
合わせて、香水の特性的も、予めご紹介しておきます。
パルファム(パルファン)
香料の濃度が高く、少量でもしっかりと香ります。
持続時間も5~7時間と長めです。
スプレータイプというよりも1滴垂らす感じのタイプです。
オードパルファム(オードパルファン)
パルファムのように濃いめの香水ですが、使いやすくなっています。
持続時間は3~5時間、1~3滴ほどの量を垂らす感じで使います。
パルファムよりもお手軽な価格で、種類も豊富、一番人気のタイプとも言えます。
オードトワレ
濃度も持続時間もほどほどで、カジュアル使いに向いており、アジア人に好まれます。
持続時間は2~4時間、香水初心者にもおすすめできるほどでほんのり香りです。
持続性を高めるために多くつけると、香りが強くなってしまうため注意が必要です。
オーデコロン
一番香りも持続時間もライトな香水です。
持続時間は1~2時間、香りが切れたら追加で使う形です。
少し香水を楽しみたい、気分転換したいという方にもおすすめです。
香水の時間別の香り
トップノート
香水をつけてすぐの5~10分の香りのことを指します。
はっきりとした香りがして、香水本来の香りとは違う場合もあります。
先ほど、私が書いた「尖ったイメージ」とはこの時ですね。
もちろん香水の種類によってイメージも変わるので、全てが当てはまるというわけではないです。
ミドルノート
香水をつけて30分〜2時間程度の香りのことを指します。
香水の中で最も綺麗な香りを漂わせます。
ハートノートとも呼ばれています。
個人的には、この時間帯の香りが一番好きです。
人に会う時は、このタイミングに重なるように香水をつけるのも良いかと思います。
ラストノート
香水をつけて、2時間以降の最後の方に香る香りのことを指します。
ただ、香りの種類によって持続する時間が異なり、フローラル系の香りはトップノートからラストノートまで12時間程度あり、ウッディ系の香りなどは24時間ほども香りが続くといわれています。
香水によって持続時間が全然違うので、自分が愛用しているうちにわかるようになると思います。
香水の匂いをTPOに合わせる
仕事中に、すっごく甘い匂いがすると、普通に考えると笑ってしまうかもしれません。
香水もTPOに合わせて香りを変える必要があります。
プライベートで香水をつける分には気にする必要はありません。
自分が好きな香りをつけましょう。
結婚式や食事の場であれば、個性的な強い香りはあまり受け入れられないかもしれませんね。
特にレストランで香りが強い香水は、あまり好ましいとは言えませんね。
香水をつける場所
香水は、体温が高くなる場所や脈打つ場所、関節などのよく動く箇所につけると香りが蒸発して広がると言われています。
ちなみに、汗をかきやすく、暑がりな方は匂いの広がり方が早くなります。
そのため、香水をつける場所によって、香りの印象が変わります。
また、ふんわりと香らせたい時は下半身につけると、香りが下から上に上がってくる性質を応用できます。
特に足首や膝の裏が良く、上品につけたいのであれば、ウエスト・太もも・ひざ裏・足首・手首がおすすめです。
さらに、香水は肌に直接つけます。
当然ですが、洋服につけるとシミになってしまうかもしれません。
下記では、体の部分別に香水の付け方についてご紹介します。
ウエスト
ウエストは服に隠れる部分で、相当暑くなければ汗もかきません。
自分で香りを楽しみながら周りにあまり迷惑をかけたくないのであれば、腰回りがおすすめです。
スプレータイプであれば、くびれに30cm程離れたところから1~2プッシュ程度で十分です。
手首
手首は、香水の量を調整したりなどつけやすい場所です。
動くことで香りが広がり、少量でも十分香りを楽しめます。
よりふわっとした香りを楽しみたい方は練り香水もおすすめです。
ただ、手首につけて左右の手首で擦り合わせるのは良くない付け方です。
擦り合わせてしまうと香りが飛んでしまいます。
ちなみに手首につける際は、少しの量を左右の両方につけると良いでしょう。
脇 (× NG)
脇は汗をかきやすく、香水の香りで汗の匂いを誤魔化したいかもしれませんがNGです。
また、脇は擦れやすい場所のため、肌のトラブルになりやすい場所です。
香水をつける場所としては、お勧めしません。
汗をかいたら汗拭きシートで拭くなり、制汗スプレーなり、デオドラントで脇下をコスコスするなり、違う方法をお勧めします。
足の裏 (× NG)
脇と同様に汗をかきやすい場所で、靴と靴下を履くため臭いも発生しやすいです。
こちらも香水をつける場所としては、お勧めしません。
菌も発生しやすいですし、足の匂いと香水の匂いが混ざった状態で友達の家にお邪魔すると、嫌がられるかもしれませんし、異性のお家ならなおさらですね。
さて、ここまでいかがだってしょうか。
香水は使い方によって、味方にも敵にもなる武器です。
うまく使いこなせば、友達や異性からの評価もグンと上がると思います。
自分の好きな香水を見つけて、好きな香りを演出できる時間帯を見つけて、うまく使いこなせるようになっちゃいましょう。