買い物などでお札を目にすることは、ほぼ毎日あるのではないでしょうかね。
そんな毎日、目にしているお札ですが、お札にまつわる雑学もたくさんあります。
でも、お札の雑学に触れるような機会はあまりないので、お札について知らないことがたくさんある人のほうが多いのではないでしょうか。
ということで今回は、「お札(日本紙幣)の雑学」ということで、まとめてみたので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。
お札のデザインが変わる
2024年くらいに、お札のデザインが変わる予定です。
10,000円札のデザインは渋沢栄一、5,000円札には津田梅子、1,000円札には北里柴三郎が用いられるとのことです。
ちなみに10,000円札には東京駅も印刷されます。
また、偽造を防ぐために、最新技術であるホログラムなどが使われるようです。
ちなみに今回の変更は、偽造防止を強化するのが目的で、肖像の立体画像が回転する最先端のホログラム技術を、お札としては世界で初めて取り入れたほか、目の不自由な人が指先の感触で識別できるユニバーサルデザインの改善に力を入れるそうです。
お札が新しいデザインになるのは興味深いけど、馴染みのあるお札がなくなっていくのはちょっと寂しい気もします。
しかし、偽造を防ぐためにデザインを変えるということだから、仕方ないことではありますよね。
古くなったお札はどうなるの??
当たり前のことですが、紙幣 (銀行券)はどうしてもそのうち古くなってしまいますよね。
たまに、古くなった紙幣をお釣りなどでもらうこともありませんか??
でも、ここで疑問に思うのが、「古くなったお札って、いつまで使うの??」ではないでしょうか。
実は、紙幣はまた発行元の日本銀行(日銀)へと戻って、古くなったものはちゃんと日銀で確認されてから破棄となります。
日本紙幣(日本銀行券)の寿命は、けっこう短いようで、よく使われる1,000円札とか5,000円札は、1~2年で寿命となるようで、10,000円札でも4~5年くらいしか寿命がないそうです。
1万円札を作るには約20円かかる
お札を作るときの原価は思ったより安いそうです。
たとえば、1万円札は約20円くらいで作成が可能だそうです。
ただ、年毎に違いがあるそうで、24円だったり、28円だったりするそうですが、違いはあるものの20円代で作成が可能なようです。
それを知ったら、原価が約20円で作成が可能な1万円札に1万円の価値があることに対して、なんだか不思議な気分になりますよね。
破れたお札って使うことができるの??
自分のミスによって、お札を破ってしまったり、お釣りなどで破れたお札をもらったりした経験がある人もいるのではないでしょうか。
お札が破れていると、使えるのかどうか不安になりますよね。
でも、お札が破れている場合は、3分の2以上残っていたら大丈夫です。
破れたお札や汚れたお札は、日本銀行 (日銀)の本店、または全国に数か所ある日本銀行の支店で交換可能だそうです。
ちなみに、お札が5分の2以上で3分の2未満の場合は、半分の価値(1万円札なら5千円)にしかならないので、注意が必要です。
日本にあるお札を全て積み上げた高さは、なんと約1,698km
日本全体にあるお札を積んでみたら、どれくらいの高さになるか想像できますか??
実は、私も全く想像すら出来なかったわけですが、なんと富士山の約450倍の高さになるそうです。
キロ単位で表したら約1,698kmです。
すごい高さで、これまた想像できないですよね。
日本には、お札が約169.8億枚あるそうで、それくらいの高さや距離になるんだそうです。
本州では、ほぼ見かけることがない2,000円札について
今まで、あまり注目されていなかった2,000円札が、最近注目されているようです。
2,000円札が2000年に発行されたことを覚えている人もいるかと思いますが、2,000円札のデザイン変更はない、ということが発表され、再注目が始まったようです。
本州に住んでいると2,000円札を見かけることは滅多にないのですが、沖縄では普通に使われているそうです。
沖縄のATMを使うと、2,000円札が出てくることもよくあるようです。
さて、ここまで「お札の雑学」ということでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「そうなんだぁ」と驚くような雑学や、「ためになったわ」などと役に立つような雑学があったのであれば嬉しく思います。
お札には、他にもいろいろな雑学があるようなので、興味がある人はさらにチェックしてみると面白いかもしれませんし、会話のネタとしてもバッチリではないでしょうか。