睡眠と身長の関係とは
身長がなかなか伸びない原因にはいろいろありますが、十分な睡眠が取れていないということも大きな要因の1つと考えられています。
成長期である中学生の頃は、部活や塾で子供たちはとても忙しいです。
どうしても夜寝る時間が遅くなります。
そのうえ、最近の子供たちは、自室にこもってスマホでゲームをしたり、you tube を見たり、LINEでいつまでも友達と話し込んでいて、寝る時間が遅くなります。
出典 : 現代人の睡眠状況
https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/topics/01/
成長に必要な成長ホルモンが分泌されるのは、寝ている間です。
成長ホルモンの分泌が少なくなれば、当然、身長の伸びに影響します。
身長を伸ばしたければ、まずはしっかり睡眠をとることが大切です。
部活も塾もやめることはできません。
でも、自室にこもって夜更かしをされるとなかなか親も気づきにくいです。
また、中学生は、親に注意されると反抗します。
ただ、身長を伸ばすために一番大切な成長期の睡眠はとても重要です。
特に、成長ホルモンは、午後10時から午前2時の時間帯に活発に分泌されると言われていますから、せめてその時間帯には眠っているようにさせましょう。
身長だけでなく、中学生になるとニキビに悩まされる子も多くなりますが、この時間帯に眠っていれば、ホルモンバランスが保たれ、ニキビは最小限に抑えることもできると言われています。
上質な睡眠をとっていますか??
「うちの子は寝てばかりだけど、身長が伸びない」なんて言われる方もいますが、上質な睡眠を取っているでしょうか??
身長を伸ばすためには、十分な睡眠時間の確保とともに、睡眠の質も大いに関係します。
睡眠の質とはどんなことでしょう??
最近は、大人も含めて、寝る前にゲームをしたり、スマホを触ったりする人が多いですが、スマホから発生する光は脳を活性化してしまいます。
さらに、ゲームなどで脳が興奮してしまいます。
寝る前には、穏やかな気持ちで過ごすことが大切です。
これが上質な睡眠につながります。
寝る前に脳が興奮すると、なかなか寝付けず、さらに睡眠不足になります。
成長盛りの子供たちは、寝る時間にお腹を空かせて何かを食べることも多いかもしれませんが、寝る前に食べることは、睡眠の質を落とします。
つまり、食べたものを消化する前に寝ると、成長ホルモンの分泌に影響を与えます。
また、寝る前に食べると、朝食がしっかり摂れなくなります。
できれば、寝る2時間前には何も食べないことが理想です。
さらに、睡眠の質をアップするためには、日ごろから早寝早起きの習慣を身につけることが大切です。
早く寝て、早く起きる、こんな当たり前のことが現在はなかなかできません。
しかし、このような基本的なことが続けられると、成長ホルモンがきちんと分泌され、順調に成長できます。
なかなか寝付けない場合
昔は、子供というのはお布団に入るとすぐに寝たものでした。
しかし、今や、なかなか寝付けなくて、苦労している子どもも多いようです。
ベッドに入ったけれど、眠れないのは大人でもなかなか苦しいものです。
何が寝付けなくさせているのでしょうか??
どうすれば寝つきがよくなるのでしょうか??
学校から帰宅後、ずっとゲームやスマホしかしていないで、体を動かしていないなら、体が疲れていないので、眠れない可能性があります。
心地よい睡眠のためには、適度な肉体的疲れも必要です。
逆に、部活の練習が激しすぎて、極度に疲労している時もなかなか寝付けません。
運動量を見直しましょう。
最近は、湯船につからず、シャワーだけで済ませている子供たちも多いようですが、寝つきをよくするためには、湯船にゆったりとつかり、疲れを癒すことが大切です。
大人も子供も同じです。
ゆったりとしたバスタイムを楽しみましょう。
以上の点を少し意識するだけで、寝つきがよくなり、睡眠の質も改善されます。
結果として、それは、身長が伸びることにつながります。