少し前あたりから『朝活』がブームとなり、たくさんのメディアに取り上げられたので、この言葉を聞いたことがある人も少なくないと思います。
『朝活』とは、漢字の通りで朝の時間に活動することをいいます。
ただ単に早起きして、1日の活動時間をいつもより早くするのではなく、自分の趣味やスキルアップのために、仕事や学校に行く前の時間を有効利用し、生活を充実させることが『朝活』の目的です。
実際に『朝活』をやってみて感じたメリットやお勧めなことをご紹介していきます。
また、実際に体験したからこそわかる『朝活を長く続ける為のコツ』もご紹介したいと思います。
朝活のメリットとは??
1. 生活リズムが整う
朝活を行えば気持ちもスッキリするなど、朝活後の生活が快適になりやすいです。
夜更かしをしていると朝活はしづらいですし、夜ゆっくりと休む分、朝早く活動を始めるので、無駄な夜更かしをしなくなるようになります。
そうなると、夜は早めに眠くなり、朝早く起きて活動するという良い生活リズムが整います。
わざわざ夜遅くまで活動して疲れ、寝不足で疲れた状態で翌朝から活動しなくてすむので、必然的に効率が良くなります。
生活リズムが整うと朝からスッキリとした気分で過ごすことが出来る、健康にも良いといった良い事尽くしですね。
2. ポジティブになることが期待できる
生活リズムも整い、快適に過ごすことができればポジティブな考えになりやすいです。
朝に何かできたり、達成できれば罪悪感もありませんし、「今日1日頑張ろう」とも思えます。
朝活をすることにより、朝日を浴びながらゆっくりとリラックス出来る時間を過ごす。
誰にも邪魔をされない自分だけの有意義な時間を過ごす。
それだけでポジティブな考えになる要素が揃っていると思いませんか??
お勧めの朝活 5選!!
1. 運動 (エクササイズ / ランニング 等)
朝の運動は交感神経を刺激するため、基礎代謝が上がって脂肪の燃焼効果が高くなります。
そのためダイエットをしたい人や運動不足の人におすすめです。
脳だけでなく、体もしっかりと目覚めることができるでしょう。
また、運動前はストレッチや体操をすると怪我を予防できます。
散歩であれば気軽に始めることができます。
また、音楽を聴きながらも良いでしょう。
家の周りを歩いてみると、今まで気付かなかった新しい発見があるかもしれませんよ。
2. 読書
朝起きてから約3時間は脳の集中力が高まるため、読書で得た知識を効率よく吸収することができると言われています。
また、朝は静かなため、読書をするのには最適で、難しい本やビジネス書、資格の本を集中して読むのも良いでしょう。
本を読むのが苦手な人でもやってみると意外と本が読めるかもしれません。
あまり本を読むのが得意でない人でも少しずつ、簡単な本から読んでみると良いでしょう。
もちろん新聞をじっくり読むのもお勧めです。
新聞は活字ですし、日本の経済や世界情勢などを知る良い手段だと言えます。
「新聞の情報はインターネットに比べて遅い」と言う人もいますが、ネットニュースより詳細に書かれている場合や専門家の意見など、役に立つ情報が詰まっていることが多いのでお勧めと言えるでしょう。
3. 勉強
朝は集中力が高まるため、集中力を使う問題を解くのに向いています。
特に苦手な問題や難しい問題を解くのに最適と言えるでしょう。
また、計算問題を解くことで寝ぼけの解消につながります。
資格試験に向けた勉強であれば、試験日から逆算して、日々の具体的な目標を定めてコツコツ勉強に励みましょう。
自宅でなかなか集中できない人は、早朝から勉強用に使用できるレンタルスペースもあるので活用してみてください。
私の場合、『朝活』によって資格取得が出来たので、給料がアップしました。
『朝活』を期に資格取得を目指してみることもお勧めです。
4. 仕事
仕事を家に持ち帰って徹夜をする必要がある人もいるかもしれません。
夜は疲れが溜まっており、その上でさらに追い込んで仕事をやるのは効率が悪いと言えます。
もちろん締切まで時間がなく、やむを得ない場合は仕方がないかもしれません。
ただ、仕事であれば脳に負荷をかけやすいので、朝のリフレッシュな時の方が効率が良いです。
徹夜を朝に変えて仕事をすると、寝不足もなくて生活にも支障をきたさないのでおすすめと言えるでしょう。
5. 趣味
夜に仕事から帰ってきて趣味に没頭するのも良いのですが、夜ふかしになると翌日の朝がキツくなってしまいます。
そのまま仕事をしても疲れた状態で仕事をしなければならず悪循環になりやすいです。
趣味なので、ついつい没頭しがちで睡眠時間も削ってしまう可能性があります。
しかし、朝活に趣味の時間として使うことで、リフレッシュな状況で趣味に没頭し、気持ちの良い状態で1日を過ごしやすいでしょう。
仕事も趣味もリフレッシュした状況での方がパフォーマンスが高いと思いませんか??
朝活を継続する為のコツとは??
目的・目標を持つ
朝活のメリットが良いからと、なんとなく始めてみたものの続かず、元の生活に戻ってしまうということもあります。
朝活を始めても長く続かないのは、目的・目標がないからかもしれません。
目的・目標を持てば、自ずと朝活を継続できるでしょう。
「健康維持のために」といっても、「少しやらなくても問題ないか~」となれば、継続は難しくなります。
なぜ、継続しなければいけないのか、しっかりと明確にした上で実行することが大事だと言えると思います。
目的・目標を持つには、朝活をして、その後の自分の様子を思い浮かべたり、期間をしっかり定めたり、資格勉強であれば、この日までにこの科目を終わらせて、試験を受けるなど計画を立てるとより効果的です。
したがって、目的や目標を持つことが朝活を長く続ける為のキーポイントだと言えるでしょう。
ご褒美をあげる
朝活はきついけどやったほうが良いとなれば朝活を継続したいものですが、なかなか続かず、朝起きてからまた寝てしまったり、ぐだぐだしてしまうということもあるでしょう。
朝活がきついのであれば、朝活をする前に自分にご褒美となることをすると良いでしょう。
ゲームをしたり、ドラマを見たり、そうすると朝活がワクワクできます。
その後、少なからず朝活をすれば良いでしょう。
また、朝活をした後にご褒美を用意しておいても良いでしょう。
キツイ朝活でもその後にご褒美があれば頑張れるかもしれません。
たまには頑張っている自分を褒めてあげましょうね。
頑張らなくても良い
朝活が続かないのであれば、無理に続けることはありません。
逆効果になることも考えられます。
また、朝活がきついと思ったら、朝活の時間を5分など短くして継続していくのも良いでしょう。
目標のハードルをあえて低くすることで継続しやすくすることができます。
さらに、朝活に明確な目的・目標を掲げず、朝起きたらやらなければいけないこととして
・カーテンを開ける
・身支度をする
・朝ごはんを作る
・洗濯をする
など、小さなことをしてみるのも良いでしょう。
良い結果を招くために朝活をするのに、逆にストレスを溜めて身体を壊してしまったら本末転倒です。
まずは小さなことを継続して朝活するくらいで全く問題ないと言えます。
就寝前に対策する
朝活は、いつもより朝早く起きる必要があるでしょう。
しかし、夜型の人や朝早く起きるのが苦手な方にとってはかなりの苦痛といえます。
理想としては、夜早く寝れれば朝早く起きることができます。
夜疲れて床に入ったらすぐに寝れる状態がベストですが、それでは夜がクタクタになりすぎて生活に支障をきたすかもしれません。
夜の就寝を快適にするには、しっかりとリラックスした状態で床に入る必要があります。
お風呂にゆっくり浸かってみたり、寝る前に足だけ温めたり、寝具を快適に寝れるものに変えたり、アロマを嗅いでみたりと工夫するだけで就寝が快適になるかもしれません。
カーテンを全部閉め切ってしまうと朝暗くて起きられないのであれば、寝る前にカーテンを少し開けて寝ると朝の光が少し入って起床しやすいかもしれません。
個人差があるので一概には言えませんが、ちょっとした工夫で朝活をしやすくることが出来るかもしれません。
ここまで「朝活」のメリットやお勧め、長く続けるコツをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
各自でいろいろ試してみて、自分に合ったベストな「朝活」を見つけ、そして長く続けられるくらい楽しめるようになることを願っていますね!!